Rheinmetall、商用車の内燃機関モジュールで大口契約を獲得

ドイツのメーカーから5年契約
Rheinmetall Automotiveは、ドイツのメーカーから商用車両向けエンジンの排ガス冷却装置の注文を受けたと2月10日に発表。これまで更新されてきた契約だが、今回は5年契約での大口注文となった。

質の高いEGRシステム
同社は、冷却排気ガス再循環モジュールの鋳造、仕上げ、組み立てを行っている。モジュールはライン川下流に位置する工場で全て独自生産しているもので、ドイツ国内を中心に供給している。

車の内燃機関で発生する排気ガスの一部を再吸収させるEGRシステム(exhaust gas recirculation)をリードしており、窒素酸化物の排出とCO 2排出を大幅に削減する、効率的で品質の高い製品だ。

総額1億1000万ユーロの注文
今回、ドイツの有名なメーカーから、排気量4リットルを超える大型車両向けにEGRシステム搭載モジュールの注文を受けた。

ここ数年需要があったが、今回は5年延長での契約という大口の契約を獲得した。これらは農業・建設機器などの産業用車両に適用される。

同社では、早ければ2020年春に生産を開始する。契約による総額は、合計で1億1000万ユーロになると報告している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Rheinmetallのプレスリリース
https://www.rheinmetall-automotive.com/