デーナ、「Spicer」SPLドライブシャフトの改良を発表

総合効率の増進・パフォーマンス向上
2月24日、デーナは、「Spicer」SPLドライブシャフトの総合効率を増進し、パフォーマンスを向上させると発表した。

今回の改良を通して、デーナのコアドライブライン技術に対するコミットメントが明確に示され、顧客アプリケーション要件を進化させるソリューションを提供する。新たなドライブシャフトおよび関連コンポーネントは、現在市販されているSPL製品と完全に互換性がある。

新興市場ニーズを満たす革新的な製品を
商用車ドライブラインテクノロジー社長のマーク・ウォレス(Mark Wallace)氏は、ドライブライン技術のマーケットリーダーとして、デーナは断固たる決意をもち、新興市場ニーズを満たす革新的な製品を提供していくと述べる。

また、設計および製造に関する専門知識を積み重ね、パフォーマンス・信頼性の更なる最適化を実現するうえでコアドライブラン技術を活用し続けると強調する。

中型向け「Spicer medium-duty SPL」改良品は、すぐに利用できる見込みである。厳格なテスト、分析技術、プロセス・材料、競合製品の広範なベンチマークにおける改善により、SPL170モデルは最大トルク15%増、SPL140モデルでは7%増を達成できた。

複数アプリケーションを対象にし、最適なドライブシャフトの適正化および使用、費用対効果の改善を実現する。

一方、大型向け「Spicer heavy-duty SPL」アップデートは2020年晩春より販売予定である。SPL170、SPL250は、改良された特許取得のシールデザインを組み込み、耐久性は大きく向上した。新たな総合シールパッケージにより、環境影響に対する耐久性は強化され、製品寿命は長くなった。

(画像はDANAより)


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