マグナの電子ドアシステム「SmartLatch」、PACE賞のファイナリストに
ハンドル等不要の革新的ドアラッチシステム
マグナ・インターナショナルは、同社の電子サイドドアラッチシステム「SmartLatch」が、2016オートモーティブ・ニュースPACE賞のファイナリストに選ばれたことを発表した。
「SmartLatch」では、ドアに、ロッドやドアハンドル、ケーブルが不要となる。この業界初のラッチアシステムは、BMW I8に適用され、将来の車両プログラムのために、他のグローバル自動車メーカーにも採用される見込みだ。
軽量化で低コスト
マグナの「SmartLatch」の主な利点は、機械的なラッチと比較して大幅に軽量化されていること、部品数の削減、車やトラックの様々な車体に使用できる柔軟性、安全性の向上、音質や職人技などである。ロックロッド、リリースケーブルとハンドルが不要となった結果、「SmartLatch」は、革新的な、低コストのドアラッチシステムを提供している。
マグナ・クロージャーの社長であるフランク・セガン氏は次のように語った。
「『SmartLatch』は、電子的な施錠とラッチ技術に関するトレンドの最先端技術であり、将来的に、主流のデザインとなるでしょう。この製品によって、今後設計されている車両のラッチシステムが変わると、我々は確信しています。」(プレスリリースより引用)
来年4月にPACE賞が決定
オートモーティブ・ニュースによるPACE賞は、製品や製造プロセス、情報技術に関する自動車サプライヤーの革新について評価するもの。PACE賞の受賞者は、ミシガン州のデトロイトで2016年4月11日に開催される第22回オートモーティブ・ニュースPACE賞授賞式にて発表される。
(画像はプレスリリースより)
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