GKNオートモーティブ、eドライブシステム冬期テストイベント

コンパクトサイズの駆動システム開発
GKNオートモーティブは、毎年冬のスウェーデンで開催されるテストイベントに参加していると2月26日に発表。コンパクトサイズの電気駆動システム開発を促進し、ポートフォリオ拡大で前年比141%を目指している。

様々なタイプに適応できる新型ユニット
GKNは今回、様々なトルククラスに拡張可能である最新型のG400 eDriveユニットを使い、テスラ・モデル3と、フィアット・ドゥカートをメインにした広範囲なテスト検証を行っている。

126キロワットのGKN Automotive eMotor、インバータ、ギアボックス、ソフトウェアによる制御などだ。

インバータの統合テストでは、Delta Electronics Inc.とのコラボレーションを実現。Deltaのインバータを3-in-1 G400 eDriveモジュラーユニットに統合することで、eDriveシステムの電力クラスが80キロワットから155キロワットを可能にする。

需要の高いテクノロジー市場をリード
テスラではシステムを後車軸に、ドゥカートではアクスルに統合させており、モジュールの汎用性を示している。

電気駆動システムの需要は確実に増加しており、GKNではシステムの進化と改良を進めている。2020年は前年比141%増、2025年までに年間100万台生産を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

GKNオートモーティブのプレスリリース
https://www.gknautomotive.com/