Rheinmetall、アメリカの大手OEMから1億4,000万ユーロ相当の注文を獲得
ガソリンエンジン用の2つのポンプモデル
Rheinmetall Automotiveは2月25日、子会社であるPierburg Pump Technology US、LLC(以下、Pierburg Pump Technology)が、アメリカの大手OEMから1億4,000万ユーロ相当の注文を受けたことを発表した。この注文にはガソリンエンジン用の2つのポンプモデルが含まれる。これらは両方とも、メキシコのセラヤ工場において製造されており、一方は2019年秋に製造が開始され、もう一方は今年から生産が開始される予定である。
今回受注したうちの1つは、オイルと真空を組み合わせたタンデムポンプである。これは、アメリカ、ミシガン州オーバーンヒルズにあるPierburg Pump Technologyが部分的に開発した。
もう1つは可変オイルポンプで、その最も重要な利点は、温度や回転速度、エンジンの負荷状況に応じて、必要なオイル流量を柔軟に出力することができるものである。これらのポンプは既に市場で成功している。
両方のモデルは、燃料効率の大幅な向上と、有害な排出物の削減に貢献する。
優れた耐久性と効率性、CO2排出量を削減
エンジン技術の開発はますます複雑化し、現在のエンジンは、油圧バルブタイミング、軽量アルミニウムエンジンブロックなど、オイルと潤滑油に対する高い要求を示している。同時に、CO2排出量を最小限に抑えるために、ポンプの電力消費を可能な限り削減する必要もある。Pierburgはすべてのエンジンの用途とニーズに対応する幅広い個別ソリューションを提供しており、同社のオイルポンプは、既存のシステムと完全に調和するとともに、優れた耐久性と効率性を特徴としている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Rheinmetall Automotive Press Releases
https://www.rheinmetall-automotive.com/