ZF、LCV用のシャーシ部品のシリーズと修理のヒント
アフターマーケットのスペアパーツ
ZFは、アフターマーケットLemförderのもとで多数のLCVモデルのためのシャーシ部品を提供。3月3日にこれらのシャーシシリーズやフォルクスワーゲンT5の修理ヒントなどを紹介している。需要も損傷率も高いEUのLCV車
欧州では3,320万台の小型商用車(LCV)が流通している。フランスは620万台、スペインは460万台、イギリスは440万台、イタリアは420万台と多く利用されており、メンテナンスの需要が高い。また一般の乗用車と比較して、日々の労働力と高積載量によりシャーシへの負担は大きく、10年を経過したLCV車両の故障率は30%だ。
ZFのアフターマーケットでは、シャーシを視覚的に検査し、システム内の損傷などを特定する油圧ジョイントプレイ検出器によって正確なテストが行われる。
フォルクスワーゲンT5
フォルクスワーゲンT5は、LCVモデルとして人気の高い車両だが、初期の設計のものはボールベアリングが小さく、サスペンションストラットマウントの摩耗損傷がしばしば発生するため、新バージョンへのアップグレードを推奨している。オペレーションでは、ベアリングバリアントの破損がある場合アセンブリ全体を交換する必要がある。また洗浄、取り付けにも注意が必要だ。
Lemförderブランドでは、コントロールアーム、スタビライザーリンク、ゴム結合金属マウントなど、包括的なシャーシパーツを提供。部品の拡大も継続的に行っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ZFのプレスリリース
https://press.zf.com/release_15234.html