ブリヂストン・インド、タイヤの装着と修理担当者の技能再研修に関わる覚書に署名
安全なモビリティと若者の安定収入を目指す
ブリヂストン・インドは、ゴム職能開発センター(RSDC)および全国技能開発評議会(NSDC)との間で、タイヤの装着と修理を行う担当者の技能を再研修することに関わるMoUに署名した。これにより、同社は、技能向上を促進するプログラムである「Pradhan Mantri Kaushal Vikas Yojana」の下で、3,600人以上の若者の技能研修を行うこととなる。
3者間のMoUにより1,000人以上の技能研修を行うとともに、インド国内のブリヂストン販売店と提携している2,650人以上のタイヤ装着担当者の再研修と認定を行う。
MoUの署名式典は、ブリヂストン・インドのCSR担当責任者であるRanu Kulshrestha氏、RSDCの理事会メンバー、NSDCの職員らが参列して行われ、ブリヂストン・インドの人事最高責任者であるApurv Choubey氏と、RSDCのVinod Simon会長が署名した。
ブリヂストン・インドのマネージングディレクターであるParag Satpute氏は、次のように述べた。
「ブリヂストンは、タイヤの装着と修理が、道路の安全とスムーズな輸送を確保することにおいて、重要な役割を果たすと認識している。したがって、この重要な役割に受けた最新の技術的進歩に応じて、若者が研修を受けることが必要である。このイニシアチブはスキルを持った労働力を創成するとともに、若者により良い収入を保証し、インドの道路において全体的に安全なモビリティを実現する。」(Autocar Professionalより引用)
3,600人以上の若者の技能研修
このプログラムは、タイヤ装着者の技能の差をなくすために実行されており、乗用車用と商用車用のチューブレスタイヤの使用が増加するとともに重要となる。RSDCは、「Pradhan Mantri Kaushal Vikas Yojana」の単位認定制度の下で、100万人の労働力を再研修することを目指している。最初の動きとして、タイヤ装着と修理のサービスを提供するブリヂストンタイヤのセットアップは、「Tyre carewala」というブランドとなる。そのようなブランド化は、タイヤ整備士の士気を高める動きとしても機能する。
RSDCのVinod Simon会長は、次のように説明した。
「RSDC は、Saamarthプロジェクトの下で、何千人のタイヤの整備士を再研修しスキルアップさせ、インド国内で3,600人以上の研修を受けたタイヤ整備士をブリヂストンに提供することができた。厳格なプロセスをへて選ばれたこれらのタイヤ整備士は、タイヤ修理と装着に関する最先端のツールや装備で研修され、インドのタイヤ装着者にとっての新しいベンチマークを作成する。」(Autocar Professionalより引用)
(画像はAutocar Professionalより)
▼外部リンク
Autocar Professional
https://www.autocarpro.in/
The Hindu Business Line
https://www.thehindubusinessline.com/
United News of India
http://www.uniindia.com/