デーナ、ディーゼルテレハンドラー用の車軸2種をラインナップ

パワートレインシステムの拡充
デーナは3月10日、同社のパワートレイン・スパイサーシリーズから、新しく2つの電動パワートレインを拡充したと発表。中型・大型テレハンドラー向けのテクノロジー・ソリューションだ。

スパイサーブランドで電化を促進
産業用大型車両の電動パワートレイン・ダイレクト・ドライブシステムに代表されるように、デーナは「スパイサー」「トーク・ハブ」ブランドシリーズを展開し、建設用車両など産業機器の電化促進を図っている。今回新たに2つの製品をラインナップ。

ディーゼル駆動のテレハンドラー用に設計された車軸で、Spicer 213ヘビーデューティアクスルは2020年後半、Spicer 214アクスルは2021年に市場投入を予定している。

この車軸にアクスル、Eギアボックス、発電機ソリューションなどハイブリッド化、電化をサポートするいくつかのテクノロジーを提供し、パフォーマンスや重量バランスなどメーカーに合わせたドライブトレインシステムを提供する。

産業用機器・車両の電化システム
建設業など産業用車両のハイブリッド化・電化が重視されていることから、同社ではほかにも移動式クレーンプラットフォーム、トラックドライブと油圧モーターのパッケージなど、幅広い産業機器に対応するパワートレインシステムを拡大している。

(画像はデーナの公式ホームページより)


▼外部リンク

デーナのプレスリリース
https://www.dana.com/