ZF、臥龍電気集団と合弁会社設立へ

合弁会社の設立
3月10日、ZFは、中国大手モーターメーカーである臥龍電気集団(Wolong Electric Group Co Ltd)と合弁会社設立の署名式を執り行ったと発表した。2社は、2019年に中国浙江省上虞(じょうぐ、シャンユウ)にて合弁会社「Wolong ZF Automotive E-Motors Co. Ltd」を設立することで合意している。

なお、臥龍電気集団は、中国市場において電気モーターおよびコンポーネントの主要サプライヤーである。2018年以降は、ZF中国Eモビリティ事業部に供給している。

開ける世界的展望
合弁会社「Wolong ZF Automotive E-Motors Co. Ltd」は、車載アプリケーション向けの電気モーターおよびコンポーネントの生産・開発を手掛ける。大量生産は2021年より中国市場向けに開始される予定である。また、ZFハイブリッドトランスミッションに対して、コンポーネントを供給する。

ZF eモビリティ事業部長のイェルク・グルーテンドルスト(Jörg Grotendorst)氏は、世界のeモビリティ市場は拡大しつつあるが、臥龍電気集団との合弁会社により、中国での市場地位・競争力は強化されると述べる。

同氏によると、現地の生産・開発能力は整い、直ちに操業できる状態である。また、ZFは、合弁会社株式26%を所有する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZF
https://press.zf.com/releases/release_15553.html