メリトール、ホイールローダー用の遊星軸「MCL 541」を発表

オフハイウェイ市場へのコミットメント
メリトールは、ネバダ州ラスベガスで開催された土木・建設用機器の展示会CONEXPO-CON/AGG 2020において、ホイールローダー用の遊星軸「MCL 541」を発表した。

メリトールのオフハイウェイ担当シニアディレクターであるSteve Luepke氏は、次のように述べた。
「この車軸は、新しいセグメントへの入り口として機能し、オフハイウェイ市場に対するメリトールの継続的なコミットメントを表している。我が社のグローバルフットプリントとサポートネットワークと結びついた、継続的な製品革新に対する注力によって、この動的なセグメントの需要に対応し、顧客への製品提供を拡大することが実現した。」(プレスリリースより引用)

将来は電気自動車との互換性も
MCL 541遊星軸は、最大4m3のバケット容量を持つ、ホイールローダー車軸シリーズ向けの最初のモデルである。

そして、メリトールの14Xキャリアやファミリー5遊星ホイールエンドなど、実績のあるコンポーネントを備えている。車軸の交換可能なアーキテクチャは、将来的に電気自動車との互換性も実現する可能性を持つ。

メリトールは、今回の発表により、顧客の期待を上回り、市場での地位を保護し拡大するという、同社の戦略目標M2022へのコミットメントを強化する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Meritor Press Releases
https://www.meritor.com/2020/20200310