IAC、中国に新工場をオープン

今後さらに4,300平方メートルの拡張を予定
自動車の大手インテリア部品サプライヤーである、インターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ(以下、IAC)は、中国の天津市に新たな製造工場を開設したことをプレスリリースで発表した。

同社はこれまでの過去2年間で、7か国に11の施設を開設しており、天津工場は同社が世界に保有する104番目の施設となった。

5,200平方メートルの敷地に建設された新工場は主に、メルセデスベンツの「GLC」「CLA」と、「Cクラス」「Eクラス」向けのフローリングと音響システム、ヘッドライナーを製造し、180人以上を雇用する見込みだ。

また同施設は、来年に4,300平方メートルの拡張が行われる予定となっている。
中国を足がかりに拡大を続けるIAC
今回オープンした天津の新施設は、「IAC」と「Shanghai Car Carpet Plant」との合弁会社である、「Shanghai IAC-Songjiang Automotive Carpet & Acoustics」の工場だ。

IACは2014年6月にIACアジア本部を上海に、今年7月には杭州に製造施設をオープン。天津の新工場オープンでIACは、中国に16か所、アジアでは30か所目の製造施設を保有することとなった。

IACはプラットフォーム戦略として、中国での活動を拡大し、世界の顧客へプレミアムな自動車インテリアを継続して提供する。


▼外部リンク

IAC
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IAC・プレスリリース
http://www.iacgroup.com/media/-/blogs/iac