イートン、オートマチックトランスミッションのラインアップを拡大
耐久性のあるオートマチックトランスミッション
3月19日、イートンは、合弁会社「Eaton Cummins Automated Transmission Technologies」が「Endurant XD」シリーズを導入し、オートマチックトランスミッション(自動変速機)のラインアップを拡大すると発表した。「Endurant XD」シリーズは、2021年より販売予定となる。なお、「Eaton Cummins Automated Transmission Technologies」は、イートン、オリジナルディーゼルエンジンの設計・製造を行う世界最大手メーカーのカミンズによる合弁会社である。
オンハイウェイ専用トランスミッション
「Endurant XD」シリーズは耐久性の高いオートマチックトランスミッションであり、定格総荷重の高いオンハイウェイ(ダブル・トリプルトレーラートラックなど)および重量オン/オフハイウェイ向け(ダンプトラック、木材運搬トラックなど)に設計された。「Cummins X15」を含み、トルクと馬力は、北米の大型トラック(クラス8)市場のエンジンをカバーする。
Eaton Cummins Automated Transmission Technologiesゼネラルマネージャーのチャールズ・マスターズ(Charles Masters)氏は、EndurantプラットフォームのDNAは、効率性、軽量化、ローコスト・オブ・オーナーシップであると説明する。
また、DNAには、重荷重を運搬する、職業上アプリケーションを操作するうえで、顧客がトラックに求める耐久性および独自の機能・性能を加え、「Endurant XD」シリーズを開発したと説明する。
顧客にとって信頼性は極めて重要であるゆえ、現在、「Endurant XD」シリーズは極端な条件下での評価を通じて変速する広範な開発テストプログラムを実施している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
EATON
https://www.eaton.com/