ヒュンダイ自動車インド、新型肺炎の感染拡大に対する予防的措置などを発表

3月23日からチェンナイ工場の製造業務を一時的に停止
ヒュンダイ自動車インドが、新型コロナウイルス(以下、新型肺炎)の感染拡大を受けて講じている予防的措置などを、3月22日に発表した。

同社は、新型肺炎の感染が拡大していることを受け、予防措置として、3月23日からチェンナイ工場の製造業務を一時停止していると明らかにした。

リモートワークなどで顧客対応 プロトコル強化を実施
新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、同社はリモートワークなどで顧客対応を行うことを推奨しているほか、地方自治体などの指示に従い、消毒・衛生・健康・清潔・安全に関連する全プロトコルを強化した。

また、過去数週間、従業員の体温の測定や現場への訪問者の制限、旅行の規制、緊急対応策や管理チームのセットアップなどを行っている。

各種サービスを利用できない顧客に延長サポートを提供
健康に問題が起きた、若しくはディーラーの営業停止などで、車両保証・延長保証・無料サービスが利用できない顧客に対して、ヒュンダイ自動車インドは2か月間の延長サポートの提供を決定している。

同社は今後の事業展開について、従業員、顧客、ビジネスパートナー、コミュニティの安全・健康・衛生に面が、あらゆる状況において最優先事項であるという認識を示し、世界的な新型肺炎の感染拡大状況を注視して、順次情報を発信していくとしている。

また、同工場に関しては、州政府のさらなる情報を待って、再稼働の時期を決定していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ヒュンダイ自動車インド プレスリリース
https://www.hyundai.com/