マーレ、フィルター技術を活かして下着メーカーとマスク生産を開始

ウイルスから保護するマスク生産に着手
マーレは3月26日、下着メーカーのTriumphと協力し、ウイルスから保護するフェイスマスクの製造を準備していると発表。生産は月150万枚を予定しており、医療機関を中心に供給する予定だ。

超スピードでの生産体制を確保
今回、下着メーカー・Triumphと協業し、フェイスマスクの製造、プロトタイプの作成を実現。新型コロナウイルス感染症による世界の危機的状況を支援するために短期間での製造プロセスのセットアップを実現し、生産体制に入る予定だ。

マーレの会長兼CEOであるStratmann氏は、今回のプロジェクト関係者全員の努力と卓越した取り組みに心から感謝すると述べ、技術的なノウハウ、テストラボ、クリーンルーム、生産手段など、あらゆる側面から対策を講じていると述べた。

マスク生産とその他のコンポーネント開発
同時にマーレは、熱間成形マスクを社内で追加生産する可能性と、3Dプリンターを使用してマスク以外にも医療機器に役立つコンポーネントを製造する可能性も検討しているという。

マーレは、自動車産業においてパワートレインと空調技術を展開しており、マーレのフィルター技術でウイルスから保護するマスクを生産する。今回のプロジェクトにより、月に150万枚のマスク生産を予定している。

(画像はマーレの公式ホームページより)


▼外部リンク

マーレのプレスリリース
https://www.mahle.com/