ゲスタンプ、スペインのバスク州に新工場

レーザー切断の工場を新設
大手自動車プレス部品サプライヤーであるゲスタンプは28日、1.43億ユーロの投資を行い、スペインのリバベリョサにレーザー切断の工場を新たに建設すると発表した。

この新工場は、14のレーザー切断およびロボット溶接施設がある既存の工場より8,500メートルの場所に建設される予定となっている。

このレーザー切断を行う工場は、ゲスタンプのグループ内はもとより、スペインのバスク州、またヨーロッパの中でも最大級の規模となる見通しであり、フォルクスワーゲン、セアト、オペル向け自動車プレス部品が生産される予定である。

100名の雇用を創出
新工場には本年11月より設備の設置が開始され、新たに100名の雇用が創出される見通しであり、工場の本格稼働は2017年となる計画である。

現在、バスク州にゲスタンプは5カ所の工場を保有しており、約1,600名の従業員を雇用している。同社の北欧事業部の本社もバスク州にあり、ヨーロッパにある21カ所の工場の管理、また世界中のシャーシ、プレスおよび加工事業の事業管理を行っている。

ゲスタンプはバスク州のアモレビエタに研究開発センターを保有しているが、バスク州内にゲスタンプ・テクノロジー・インスティチュートを設立することでも地元政府と合意している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ゲスタンプ プレスリリース
http://www.gestamp.com