テネコ、「2020 PACEアワード」を受賞
ゲーム・チェンジャーとの高い評価
4月28日、テネコは、パワートレイン事業グループの第2世代ポリマーベアリング技術「IROX 2」が「2020 PACE Award(2020 PACEアワード)」を受賞したと発表した。「PACE Award」は、米国の大手自動車専門雑誌「オートモーティブニュース(Automotive News)」が後援する。毎年、卓越したイノベーション・技術進歩・ビジネスパフォーマンスを達成した自動車サプライヤーに対して贈られる。
業界を牽引する開発
ポリマーベアリング技術「IROX 2」は、あらゆるエンジンアプリケーション向けの普遍的なソリューションである。最も重要なエンジン操作条件に、卓越したエンジン焼き付き・耐摩耗性・耐荷重・適合性をもたらす。強化された高分子バインダー材料が特徴であり、非常に効果的かつ相乗的なフィラーを組成する。高性能スポーツカーから大型ディーゼルトラックに至るまで、大概のエンジンアプリケーションに利用できる。
「IROX 2」の発売以降、約千個の約1000万のベアリングはIROX 2を用いて生産され、2022年までに、4000万ユニット以上に達する見込みである。
パワートレイン事業グループ副社長兼最高技術責任者のケリー・ウェストブルック(Keri Westbrooke)氏は、競争の激しい市場において、オートモーティブニュース審査員よりゲーム・チェンジャー(これまでの市場競争ルールを覆す存在)として認められ、非常に名誉であるとコメントする。
また、高負荷かつ小型エンジンには、より高いレベルの耐久性および性能・機能が求められ、パワートレイン技術は顧客に対して重要なソリューションを提供し続けると説明する。
(画像はTENNECOより)
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