ブリヂストン、都市封鎖終了後に車の運転を再開する際のタイヤチェックを推奨

タイヤの摩耗や劣化、空気圧などを確認
ブリヂストンは、新型コロナウィルスの感染拡大により多くの国で完全な都市封鎖が行われていることから、車両が使用されていない可能性があるが、車の使用を再開する場合、特にタイヤが良好な状態であるかを確認することを推奨している。

ブリヂストンの小売りパートナーでありメンテナンスプロバイダーであるFirst Stopの担当者であるMark Widdows氏は、車両の持ち主が運転席に乗る前に実行するべき簡単で重要なチェックポイントを紹介した。

最初に、タイヤの摩耗や劣化がないかを注意深く確認する。そして、車両全体についても、クーラント液、オイル、燃料が汚れていないか、ボンネットの下に異物はないか、損傷や亀裂はないかなどを確認する。

これらの確認が終わったら、4本すべてのタイヤの空気圧が適切であるかをチェックする。車を使用していなくても、タイヤは、最後に使用した時から、空気がかなり減っている可能性がある。空気圧不足のタイヤで運転することは非常に危険なので、それぞれのタイヤの空気圧を確認し、必要に応じて空気を入れることが必要である。

タイヤの状態を確認したら、次は、蓄積しているほこりや汚れなどを洗浄する。

また、住んでいる場所や、車の使用目的にもよるが、夏用タイヤに切り替えることを検討する必要がある。通常は、4月か、または外気温が1週間以上7度を超える状態が続く頃に、夏用タイヤに切り替えるのが理想的であるので、今回のタイヤチェックの際に夏用タイヤに変えることもできる。

ブレーキやエンジン、オイルなどを確認
さらに、タイヤ以外の部分もチェックする。車両を長時間運転していない場合、ブレーキやエンジン、ライトなどに問題が発生している可能性もある。

ブレーキに損傷や故障がないか、バッテリーが上がってないか、ライトが正常に作動するかを確認することが重要である。

都市封鎖となる前に、オイルやブレーキ液、ウォッシャー液などが充填されていることが理想的であるが、そうでない場合は、運転を再開する前に充填しなければならない。

こうしたチェックを行うことで、安全に車の運転を再開することができる。

(画像はプレスリリースより)


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