ブリヂストン、ドイツのタイヤ小売業REIFF Reifen und Autotechnikを買収

モビリティソリューションのリーダーに
ブリヂストンは、ドイツの大手タイヤサービスプロバイダーであるREIFF Reifen und Autotechnik GmbHを買収したことを発表した。

REIFF Reifen und Autotechnikは、「Reiff」「Netto」「ABS」のブランドで、ドイツ南部において、42の小売店ネットワークとリトレッドタイヤブランドを運営。500名を超える従業員を持ち、企業と一般のドライバーと両方にとって専門的で信頼できるパートナーとしての高い評価を得ている。

REIFF Reifen und Autotechnikを買収することは、プレミアタイヤ・信頼されるモビリティソリューション・顧客中心の小売りネットワークに焦点を置くことにより、モビリティソリューションのリーダーになるというブリヂストンの3本柱の戦略に適合する。

ヨーロッパでの小売りネットワークを拡充
ブリヂストンEMIAの最高販売責任者であるDaniel Giroud氏は、ブリヂストンでは、取り引きパートナーと顧客が、すべての活動の中心であるという見解を示し、次のように述べた。
「REIFF Reifen und Autotechnikを我が社のネットワークに迎えることを歓迎する。我々は、卓越した顧客サービスへの強い注目を含めた多くの価値を共有し、この顧客サービスは、我々の関係が発展するにつれて存在し続ける。この取り引きは、我々の既存の小売りパートナーシップネットワークを効率的にサポートし、新しい相乗効果を生むことによって、我々は、市場でより存在感を示し、顧客に近づくことができる。」(プレスリリースより引用)

ブリヂストンは、数年間にわたり、フランス、ドイツ、スペイン、イギリスで多くの買収と合弁事業を経験することに焦点を置いてきた。その小売りネットワークとパートナーシップには、First StopやAyme、pitstop.de、PPG Pneuhage Partners Group and Speedyなどヨーロッパの主要ブランドが含まれている。

買収契約の調印は2020年5月1日に行われ、関係当局の承認の後、2020年6月1日に経営権の移転が完了する予定である。

(画像はBridgestoneより)


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