ベントラー、中国のEvergrande Groupから大口契約を獲得

フロントとリアアクスルモジュールの開発
ベントラーは、新型コロナウィルス感染拡大の影響で停止していた中国での生産を再開し、中国のEvergrande Group(恒大グループ)から大口契約を獲得したことを発表した。

今回の契約では、フロントおよびリアアクスルモジュールの開発を行う。

ベントラーの自動車部門、eモビリティ事業部の副社長であるMarco Kollmeier氏は、次のように説明した。
「我々は、ミッドレンジおよび高級電気自動車用のフロントとリアアクスルモジュールを開発している。このようにして、Evergrandeとの既存の協力関係を強化し、パートナーシップをさらに拡大している。」(プレスリリースより引用)


新型コロナウィルスの感染予防を迅速に実施
ベントラーは2002年から中国に進出し、現在では15の生産拠点で約2,600人の従業員を雇用している。

中国政府が1月20日に新型コロナウィルス感染症の発生について公式に発表した後、旧正月で休業中であったベントラーの工場は迅速に対応し、感染に対する予防策を決定、口と鼻を保護するマスク166,000枚と消毒剤が中国の工場に配布された。

その結果、同社は、2月10日に中国の工場において段階的な生産を再開することができ、3月16日には、15の工場すべてにおいて生産を再開させている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Benteler Press Releases
https://www.benteler.com/