メリトール、アフターマーケットパーツサイトの機能を強化

より包括的なリソースを提供
メリトールは5月11日、同社が提供するアフターマーケットパーツサイト「MeritorPartsXpress」の機能を拡張したことを発表した。

変更されたのは、特定の検索項目に基づいたブレーキシューキットの特定と注文ができるツールである「Xact Search」の追加や、顧客が希望する製品を迅速に見つけることができ、ユーザー体験が強化されるように再設計されたホームページなどである。

また、改善点には、迅速な注文が可能な「Xpress Lane」の追加や、登録済みの顧客に向けた価格情報などもある。

メリトール、顧客ロイヤリティ担当のディレクターであるChristy Westrich氏は、次のように述べた。
「オンラインでの部品注文が増え続けるにつれて、MeritorPartsXpress.comは、顧客が求めるワンクリックソリューションが成功するように設計された、より包括的なリソースへと進化している。これらの改善点により、顧客は、迅速なナビゲーションと様々なセルフサービスツールを利用して、アフターマーケット用部品、製品情報、車両の走行を維持するのに役立つリソースを見つけることができる。」(プレスリリースより引用)

eコマース利用が昨年より増加
新型コロナウィルスの感染拡大による自動車業界全体の停滞にもかかわらず、メリトールは、卸売業者やOEM、ディーラー、輸送会社、独立系修理工場を助けるための機能を改善したことから、アフターマーケットのeコマースプラットフォームは昨年より22%以上も増加した。

輸送会社と独立系修理工場は、アフターマーケットパーツ10,000ユニットに関する情報を見つけることができる。

変更されたポイントとして、まず、「Xpress Fact」のランディングページでは、製品ラインの概要とリリース、資料・トレーニング・ビデオへのアクセスが提供された。また、すべてのランディングページには、特定の製品ラインの全パーツカテゴリを示すギャラリースタイルのビューが設定されている。

そして、部品表の機能を拡張し、アセンブリとキット用全コンポーネントの価格を比較できるようになり、また、登録ユーザー向けの印刷可能な製品仕様書に、部品の関連アイテムを交換と代替するための詳細内容を追加した。

さらに、特定の製品に、「特別注文部品」または「別売りではない部品」というフラグを付けるメッセージも提供する。

Christy Westrich氏は、「我が社は、顧客の期待を上回るためのM2022戦略目標の一部として、サイトを引き続き強化していく。」と述べた。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Meritor Press Releases
https://www.meritor.com/en/meritor-today/