コンチネンタル、新型コロナウイルス感染症の臨時医療施設に抗菌性カバーを提供

自社が提供できる支援を迅速に
5月11日、コンチネンタルは、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染拡大を受け、臨時医療施設の移動式ベッド50台に対して抗菌性カバーを提供すると発表した。

移動式ベッド用抗菌性カバーは、ハノーバー地域(ドイツ北西部ニーダーザクセン州首都)に建設された臨時の医療施設にて使用される。臨時の医療施設は見本市会場に建設され、病床が満員になった場合、新型コロナウイルス感染症の中等症患者を受け入れる。

室内装飾生地と家具ホイルの責任者であるブルーノ・レーマン(Bruno Lehmann)氏は、自社が提供できる支援を迅速に行うことにより、安全衛生機器の供給に貢献すると説明する。

移動式ベッド用の抗菌性カバー
移動式ベッドは、治療のために転院する患者に対して使用される。布張り部分の上部および下部は、合成室内装飾生地「skai Pandoria Plus」で覆われている。「skai Pandoria Plus」は、コンチネンタルによって医療・衛生部門に特化して開発された素材であり、ドイツ・ヴァイスバッハ工場にて生産される。

今回の用途に対して完璧に適した素材であり、医療機器の法的要件を全て満たす。カバー表面はバクテリア・細菌、他の微生物の増殖を防ぎ、抗菌効果は、「JIS Z 2801」に準拠したテストで確認されている。

(画像はプレスリリースより)


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