ボルグワーナー、テクニカルセンターにハイテクラボを開設

パワーエレクトロニクス開発
ボルグワーナーは、米国インディアナ州にあるテクニカルセンターに最新のハイテクラボを開設したと5月14日に発表した。軽自動車などのパワーエレクトロニクスの開発を行う。

開発の専門性とプロセスの効率化
テクニカルセンターラボは、軽自動車、商用車市場向けのパワーエレクトロニクス開発を行うところとして新設。設計チームと分析チームに分け、部門ごとの専門性を高めるとともに、部門間の迅速な連携を可能にすることを目的としている。

同じ場所にまとめることで、開発プロセス全体を効率化し、設計プロセスにおけるダウンタイムやコストの削減、高度なコラボレーションの促進が期待できる。

最新のテクノロジーを駆使した施設
ラボでは、最新のテクノロジーと現実世界と同等の広大なスペースを有しており、内部の断熱壁は、レイアウトを簡単に変更できるようになっている。

ここで電気自動車、およびハイブリッド車の電気機能の開発に必要な全範囲を装備し、拡張できる先進的な製品の開発、生産プロセスのシミュレート、大量生産を製造プラントに転送できるシステムなどを作っている。

開発から生産まで全てのプロセスを効率化・1本化し、モビリティの電化を促進、リードしていく狙いだ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボルグワーナーのプレスリリース
https://www.borgwarner.com/