デンソー、新型コロナの影響で生産活動停止中も自治体認定の製品を生産

アフターマーケット製品などを少人数で生産
デンソーは、新型コロナウィルス感染拡大により、アメリカ・カナダ・メキシコの政府が自動車産業の生産活動を一時的に停止する命令を出していたが、その間も、同社の多くの施設は、自治体が許可した必須と見なされているアフターマーケット製品やサービス製品を生産していたことを報告した。

必要な人のためのサービス部品の製造を続けるエッセンシャルサービスチームは、スーパーシックスと呼ばれる。

彼らは、2015年から2020年までのモデルに向けた様々な150の部品番号のサービスラジエーター2,500個以上を生産した。

彼らは、接触する人数を制限することが最も安全だと考え、追加の人員を要求せずに月曜日から金曜日まで働くことを志願した。

これは、相互と社会に対して正しい行動をするためのチームとして協力し、課題を克服するという「DENSOspirit」の理念を示している。

顧客のニーズを充足
デンソーのバトルクリーク工場、グローバルスタンダードラジエーター担当の責任者であるSam Keller氏は、次のように述べた。
「高度なスキルを持つ従業員のグループは、これまでの数か月間に自動車産業が対処した多くの変化を通じて、前向きな姿勢を保っていました。チームが多くの部品番号を生産し、正しい機械の設置と製品検証に対して焦点を置いたことが重要であるからです。彼らは、まったく混乱せずにデンソーの顧客のニーズを満たす優れた仕事をしました。」(プレスリリースより引用)

チームは、デンソーの理念の良い例である。この先見性、信頼性、コラボレーションの精神は、世界中の従業員で共有され、自動車業界と社会への貢献を推進している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

Denso Press Releases
https://www.denso.com/