ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車、「リオ」アップグレードモデルを発表

2020年第3四半期にヨーロッパで販売開始
5月26日、ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車は、「Kia Rio(リオ)」第四世代のアップグレードを発表した。

アップグレードモデルでは、同社初となる48Vガソリンマイルドハイブリッドシステム、クラッチバイワイヤーのインテリジェントマニュアルトランスミッションが搭載される。幅広い機能は向上し、競争の激しいBセグメントにおけるポジションが強化される。

起亜自動車ヨーロッパ最高執行責任者のエミリオ・エレーラ(Emilio Herrera)氏は、ヨーロッパをはじめ、世界において、「リオ」は重要な車となり、起亜自動車ブランドの市場参入段階にあるとコメントする。なお、ヨーロッパでは、2020年第3四半期の販売開始を予定している。

品質と技術の強化
「リオ」アップグレードモデルでは、起亜自動車初となる48Vガソリンマイルドハイブリッド(MHEV)パワートレインが搭載される。

新型パワートレイン「EcoDynamics+」には、新型エンジン「Smartstream 1.0-litre T-GDi(過給直噴ガソリンエンジン)」と48Vガソリンマイルドハイブリッド(MHEV)システムが組み合わされ、電気トルクアシストと回生エネルギーによって燃料効率は最大化する。

内燃機関エンジンにおいて優れた効率性を引き出し、効率的な電気配備・回復を実現する。48V小型リチウムイオンポリマー電池の電力にてエンジントルク出力を補完し、マイルドハイブリッドスタータージェネレーター(MHSG)ユニットによりエンジンのオフタイムを増やす。

また、外装(エクステリア)および内装(インテリア)デザインは刷新され、安全性やインフォテインメント技術と融合された。

エレーラ氏は、新たな電動パワートレイン・刷新されたデザイン・先進安全技術をもって、車にとって主要な強みである品質と技術が強化され、テレマティクス機能(車への情報提供サービス機能)を装備すると説明する。

(画像はプレスリリースより)


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