ベバスト、フォルクスワーゲンT-Rocカブリオレにソフトトップを供給
高品質で高コスト効率のモジュール式ソリューション
ベバストは、フォルクスワーゲン初のCUVコンバーチブルであるT-Rocカブリオレにソフトトップを供給したことを発表した。フォルクスワーゲンT-Rocのコンバーチブルバージョンは、座席位置が上げられているなどのコンパクトクロスオーバーの利点と、特別なオープンエア走行体験を組み合わせている。ベバストによる顧客調査では、これは市場で人気のある組み合わせである。
ベバスト、ヨーロッパ向けルーフシステム担当責任者であるMichael Respondek氏は、次のように述べた。
「ベバストは、新しいT-Rocカブリオレ向けに、高品質でコスト効率の高いソリューションを実践しており、このコンバーチブルルーフシステムで、新しいモデルの成功に貢献する。春が始まったこともあり、オープンクロスオーバーモデルであるSUVコンバーチブルへのトレンドは強まり、幅広いバイヤーグループが道路上で新鮮な空気を楽しむことができるようになった。」(プレスリリースより引用)
余裕のある頭上スペース、安心感、利便性など
昨年、ベバストは、ヨーロッパ・アメリカ・中国の有名な市場調査会社とともに調査を実施し、コンパクトクロスオーバーモデルに基づいたコンバーチブルに対する潜在的な顧客の要件を分析した。結果では、多くの人が、頭上にスペースがあり座席位置が上げられた、本格的な4座席のコンバーチブルを望んでいた。
屋根のある通常の車両と同様に安心感と利便性も重要であり、また、日常の使用に適したトランク容量と、荷物の積み下ろしが簡単であることも必須事項である。
回答したユーザーは、自由な感覚という感情的な要因も、モダンなデザインや高い名声の価値と同様に重要であると評価した。回答者の多くは、SUVコンバーチブルは市場でのチャンスが非常に高いと考えている。
十分な荷物収納量
T-Rocは、テンションケーブルのないソフトトップで、CUVコンバーチブルの要件を満たしている。その設計によって、後部座席の乗客にも十分な頭上スペースがある。また、特に快適な点として、走行中でもボタンを押すことによりルーフをすぐに開けることができることが挙げられる。さらに、後部座席後ろ側のトランクルームの上にあるルーフ収納スペースのおかげで、トランクルームの収納量は毎日の使用にも適している。
テンションケーブルのないソフトトップのその他の利点は、フロントヘッダーが荷物室のカバーとしても機能することである。
(画像はプレスリリースより)
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