コンチネンタル、新たなATEブランドのブレーキフルードを発表
ATEブランドのブレーキフルード
6月4日、コンチネンタルは、新たなブレーキフルード「ATE Super DOT 5.1」を追加し、アフターマーケット市場向けATE(アーテ)ブレーキフルードのポートフォリオを強化すると発表した。「ATE Super DOT 5.1」はOE品質のプレミアム製品であり、最先端の技術が用いられている。ウェット沸点(長期使用した場合の沸点)は180度と高く、低温時の粘性・流動性に優れる。容器サイズは新たなATEブレーキフルードデザインであり、今後、段階的に他のブレーキフルード製品の容器に導入されていく予定である。
アフターマーケット市場変化に対応
油圧ブレーキ製品のプログラムマネージャーであるヨハネス・ボース(Johannes Both)氏は、ますます多くの大手自動車メーカーがブレーキフルード規格「DOT規格」においてDOT 5.1クラスのブレーキフルードを使用しており、また、近々、使用し始めると説明する。コンチネンタルは、自動車アフターマーケット向け製品範囲の初期段階にて市場変化に反応し、独立したワークショップでは常にメーカー推薦のブレーキフルードを利用可能にすると述べる。
「ATE Super DOT 5.1」は、スイス・ジュネーブの非政府機関「International Organization for Standardization(国際標準化機構)」が定める国際規格の「ISO Class 6」、DOT 5.1クラスブレーキフルードの仕様を優に上回る。それゆえ、製品名に「Super」が付く。
優れた粘性・流動性により、安全運転システムは極度の低温下において迅速に反応できる。
(画像はプレスリリースより)
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