ZF、アフターマーケット市場において上位の市場カバレッジ

上位の市場カバレッジ
6月9日、ZFは、アフターマーケット市場において、レリーズ・フォーク(荷重を伝達するレバー)が上位の市場カバレッジ(販売など市場全体に対して自社がカバーする比率)であると紹介した。

商用車にとって、故障・修理に伴うダウンタイム(中断時間)は、非常に深刻な問題である。それゆえ、レリーズシステムの修理には、迅速性と低コストが求められる。ZFでは、市場を牽引する製品範囲を展開し、「Sachs(ザックス)」よりレリーズ・フォーク向けの完全組み立て済みキットを販売する。

幅広い製品範囲の展開
商用車のクラッチには重い負荷が掛かり、あらゆるクラッチアクチュエーター(クラッチを動かす装置)と共にレリーズ・フォークを使用するとフォーク、シャフト、ベアリングへの摩擦は大きくなる。

結果としてクラッチアクチュエーター片側のみ、あるいは完全に到達しない状態で使用することになるが、ベアリングの摩擦およびシャフトの故障が増加する要因となる。

「AS Tronic」などオートメーテッドマニュアルトランスミッションが無故障で動作するうえで、レリーズシステムの正しい機能が不可欠とされる。ZFは、OEサプライヤーとして、アフターマーケット市場にてOE品質のレリーズ・フォークを提供し、ザックスブランドをはじめ、市場において大きな製品範囲を展開する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ZF
https://press.zf.com/releases/release_16962.html