IAC、EUの基金を得てスペインにあるアゴンシリョ工場を改良

エネルギー消費の少ない射出成形機を導入
International Automotive Components Group、S.L.(以下、IAC)は、欧州連合のFEDER基金による支援を受けて、スペインにあるアゴンシリョ工場の改良を行ったことを発表した。

今回は、アゴンシリョ工場にあるエネルギー消費が多い射出成形機2台が、射出成形プロセスの電力消費を削減する新しい世代の射出成形機2台に置き換えられた。

バンパーやコンソール、計器パネルの部品の射出成形プロセスで使用される2つの射出成形機の効率性が改善されたことにより、IACグループの生産プロセスが改善され、アゴンシリョ工場におけるエネルギー消費が削減される。

総投資額は129万9,500ユーロで、FEDER基金からの支援額は27万2,850ユーロとなっている。

コネクティビティや自動運転など市場のトレンドに対応
IACグループは、革新的で持続可能な計器パネル、コンソール、ドアパネル、オーバーヘッドシステム、バンパーフェイシア、そして、OEM向けの外装装飾品の世界的なリーディングサプライヤーである。

現在、軽量化、電動化、コネクティビティ、自動運転、モビリティオプションの多様化といった市場のトレンドに適応するために、車両のインテリアは急速に進化している。

IACは、すべての主要製品セグメントの市場リーダーとして、快適性を高め、価値とコストのバランスを取り、環境への影響を低減し、機能を改善し、安全性を高めるソリューションを提供している。

(画像はIACより)


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IAC Press Releases
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