ボッシュのEV充電ネットワーク、EU圏15万スポットでより便利に

充電ネットワークの最大化
ボッシュは、ヨーロッパ圏内のEV充電ステーションが15万スポットを超えたと6月15日に発表。充電ネットワークの最大化を図るため、2020年末までに20万スポットの設置を目指している。

アプリでサービス利用や支払いをスムーズに
同社では、充電スポットをネットワーク化し、EV車ユーザーの利便性向上を図る。

Boschアプリ「Charge My EV」または「Clever Laden」を提供し、事前登録を済ませておくことで、充電スポットの検索・充電・支払いまでを、シンプルな手順でスムーズに行うことが可能だ。

これまでは、アクセスカードなどを活用し、充電スポットごとに入力や登録作業を行わなければならなかった。ユーザーによっては、2~4枚のカードを使い分けている。

また、充電スポットによって異なっていた電気料金体系が統一される。

自動車メーカーは、充電ネットワークを独自のアプリに統合するか、車両のインフォテイメントシステムに直接統合することができる。

さらに便利に活用できるシステムを構築中
将来的には、アプリで推奨ルートや再充電スポットの検知、レストランやWi-Fiの近くにあるスポットなど、充電時間の効率化、有効活用を促していく計画を立てている。

さらに充電スポットでの荷物の受け渡し、隣接する店舗やショッピングモールのクーポン配布など、サービスを充実させていく予定だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/