HELLA、MINTH ESTABLISHと合弁会社を設立
合弁会社の設立
6月19日、HELLAは、レドーム(レーダー透過カバー)および照明付きロゴに対する需要増加より、自動車部品メーカーのMINTH ESTABLISHと中国にて合弁会社を設立すると発表した。合弁会社「HELLA MINTH Jiaxing Automotive Parts Co. Ltd.」は、レドームおよび照明付きロゴの開発・生産・マーケティングの促進を目指す。中国・嘉興市(浙江省)にてある既存のMINTH生産工場にて、2020年秋より操業開始予定となる。また、2社の保有株式数は同等になるという。
レドーム事業の成長可能性と自動車メーカーの需要に対応
レドームはレーダーシステム向け透過性カバーであり、顧客の要求に応じた特殊設計で生産できる。HELLAライティング部門担当常務のフランク・フーバー(Frank Huber)博士は、レーダーベースの運転支援システムのマーケット・ペネトレーション(市場参入度)の増加に伴い、レドームの需要は高まりつつあると述べる。また、レドームは、ロゴなどマーケティング戦略である差別化において幅広い可能性を自動車メーカーに対して提供すると説明する。
合弁会社にはHELLAの豊富な技術的知識、MINTHのレドーム生産能力が融合され、グローバルマーケットを視野に入れつつ、まずは中国市場に焦点をあてる。約80人のMINTH従業員にて操業を開始し、レドーム事業の成長可能性およびグローバルな自動車メーカーの需要に対応できるように来年中には継続的に生産能力を拡大する。
(画像はプレスリリースより)
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HELLA
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