メルセデス・ベンツAGがボッシュのワークショップソリューションを採用

ボッシュのBosch Esitronic
ボッシュは6月23日、メルセデス・ベンツAGの車載電子機器の診断とメンテナンスに、利便性の高いワークショップソリューションを提供していると発表した。

電子機器の安全規制に対応
ヨーロッパでは、新しい生産車両に対し、車両の電子機器への不正アクセス・操作を保護するEU規格の準拠が設けられている。各自動車メーカーは、安全対策へのコンセプトに取り組んでいる。

メルセデス・ベンツAGは、Bosch Esitronicワークショップソフトウェアを使用。セキュリティに配慮したアクセス、包括的な診断、サービス、修理タスクを実行するために必要なソフトウェア更新を実現する。

SEEDキーにより、ロックを解除してからでないと、ドライバーアシスタンスシステムの主要な機能が制限・ブロックされる。2019年の第4四半期の時点で、すでにいくつかのモデルにはSEEDキーが装備されている。

包括的な診断を効率的に
Bosch Esitronicワークショップソフトウェアにより、ワークショップでは保護された状態で、特別なアクセスデータを必要とせず、インターネットの接続のみで更新することができる。

自動車メーカーのポータルを介した登録も必要ないため、包括的な診断作業の効率化が実現できる。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/