コンチネンタル、分散されていたタイヤ事業を統合・再編成

「スペシャリティタイヤ」部門
コンチネンタルは7月6日、これまで別の領域で行ってきた特殊タイヤ事業を統合し、「スペシャリティタイヤ」事業部門として新たに再開すると発表した。

業務用、二輪、レース用を統合
同事業部門は、物流のマテリアルハンドリング、農業、港湾、建設セクターなどの「業務用タイヤ」、自転車やオートバイの「二輪タイヤ」、「レーシングタイヤ」を統合・再編成したものだ。

これまで別々の領域で展開してきたが、これらを新しく「スペシャリティタイヤ」として独立した事業部門を持つことになる。

その傘下で今後特殊タイヤの開発・製造・流通を整備していく予定だ。

ビジネスユニットの目的
同事業部の責任者・Thomale氏は、同社で30年以上勤務し、様々な役職を歴任してきた。新事業について、次のように述べている。

今回の統合は、タイヤ領域を連携することで、顧客との一貫した連携とネットワークを構築する目的で行われた。

ニーズに応えるタイヤの開発、高度で専門性の高いセグメントへの対応、利益向上のためのビジネス拡大を支援し、顧客に対し柔軟かつ迅速に対応できる仕組みづくりを行っていくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/