デーナ、運搬車両向けに新たなドライブテクノロジーを導入

産業用フォークリフト向けのドライブテクノロジー
7月7日、デーナは、フォークリフト(リフトトラック)向けの新たな電気モーター、ドライブアクスルを公開した。

今回、クラスI、IV、Vの産業用フォークリフト向けモジュラーの新シリーズおよび高性能ドライブアクスル、電動アプリケーション用の低圧高効率モーターを含む、運搬車両向けのドライブテクノロジーが導入される。最新のイノベーションは、従来型および電動車両の設計をサポートする。

最優先の要求条件に応じて
デーナは、内燃機関にて稼働する従来型アプリケーション向けの特殊アクスル、トランスミッション、ドライブシャフトの幅広いポートフォリオを有する。合わせて、低圧・高圧(24~800v)アプリケーション用の電気モーター、インバーター、コントローラーは、全種を揃えている。

新たに導入される技術により、デーナは、車両設計に対して、ボルト締め可能かつ完全統合型のアプローチをサポートするモジュラーシステムを提供する。

また、デーナが有する柔軟性により、システムの複雑性は軽減され、新製品の開発から市場導入までの時間が短縮される。車両ライフサイクルへのイノベーション導入が促進される。

さらに、モーションシステムの供給、高度なセンサーおよびコントロールの開発を通して、生産性は最適化され、製品寿命の最大化、メンテナンスの削減がもたらされる。

今回、クラスI、IV、Vの産業用フォークリフト向けに 「Spicer 141 axle」が開発された。新たなアクスルは、スケーラブル(サイズ変更可能)かつモジュール性のプラットホームであり、高荷重に適する。耐久性、信頼性に優れ、メンテナンスは簡略化される。

オフハイウェイドライブ・アンド・モーションテクノロジー社長のアズィーズ・アギリ(Aziz Aghili)氏は、運搬車両メーカーにとって、パフォーマンス・効率・モジュール性は、最優先の要求条件であると説明する。

(画像はプレスリリースより)


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