ベントラー、新しいEU-7規格に準拠する電気加熱式触媒コンバーターを開発
コールドスタート時ほぼ100%の汚染物質を除去
ベントラーは、コールドスタート時にほぼ100%の汚染物質を確実に除去する、新しい電気加熱式触媒コンバーターを開発したことを発表した。同社は、自動車メーカーに新しいEU-7規格の厳しい汚染物質要件に準拠したソリューションを提供し、持続可能なモビリティに貢献している。
この電気加熱式触媒コンバーターは、ターボチャージャーと従来の触媒コンバーターの間の排気システムに溶接された積層金属構造で構成されており、ガソリン・ディーゼル・ハイブリッドにかかわらず、内燃エンジンを搭載したすべての車両に適している。
電気加熱式触媒を製造するには、ベントラーがコアコンピタンスとしている、成型と高温ろう付けに関する専門知識が必要である。
同社は、自動車業界の経験豊富なパートナーとして、世界中で製品を大規模に生産することができる。
インターフェースの数を削減
ベントラーは、エレクトロニクスのスペシャリストであるSilver Atena社と協力して、制御ユニットを備えた系統システムも提供している。この製品の特徴としては、特に触媒コンバーター内の温度を調整することである。Silver Atena社の電気加熱式触媒と制御ユニットの最適な相互作用により、インターフェースの数を削減することを実現している。
顧客それぞれのニーズに迅速に適応できる事前検証済みのソリューションを提供しており、自動車メーカーの役に立っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Benteler Press Releases
https://www.benteler.com/en/media/news/detail/new-EU-7/