ジェイテクト、アメリカでハブユニットの生産能力を増強

北米事業における中核拠点
大手自動車部品サプライヤーであるジェイテクトは、グループ会社でアメリカ現地法人のKOYO BEARINGS NORTH AMERICA LLC(以下、KBNA)のリッチランド工場において、工場の拡張を行いハブユニットの生産能力を増強すると発表した。

1995年に創業を開始したサウスカロライナ州にあるKBNAのリッチランド工場は、これまでも自動車用ハブユニット生産において北米事業における中核拠点として稼働していたが、アメリカ、カナダ、メキシコにおける各自動車メーカーの高い需要に対応するために生産設備を増設することになった。
月産75万個のハブユニットを生産
同社はリッチランド工場に約1.33億ドルの投資を行い、工場拡張後には約12.3万平方メートルの敷地面積に約4.7万平方メートルの建屋面積を持つ生産施設となる。

工場拡張後の量産開始予定日は2015年12月となっており、月産75万個の乗用車向け高容量シリーズのハブユニットを約420人の従業員体制で生産する計画である。

同工場には、JTEKT技術を結集した最新の生産ラインを導入することで、生産性と品質の向上を図る計画となっている。

また、同社のグループビジョンである「No.1&Only One」の実現に向けて、製品技術を高めると共に、グローバル生産対応力の強化を進めるとしている。

(画像はニュースリリースより)


▼外部リンク

ジェイテクト ニュースリリース
http://www.jtekt.co.jp