コンチネンタル、電動パーキングブレーキのアフターマーケット製品範囲を拡大

電動パーキングブレーキのアフターマーケット製品を拡大
7月9日、コンチネンタルは、独立系アフターマーケットにおいて、電動パーキングブレーキ(EPB)のアフターマーケット製品範囲を拡大すると発表した。

独立系アフターマーケット事業部長のピーター・ワグナー(Peter Wagner)氏は、可能な限り多くのOE品質スペアパーツをアフターマーケットに提供することが目的であり、電動パーキングブレーキの修理時には、修理店を介してOE専門性を得られると述べる。

修理の簡略化と修理時間・費用の縮小
現在、ワークショップおよびディーラーは、「ATE(アーテ)」ブランドとして、モーター、組み立て済みキャリパーモーターユニットを注文できる。

修理店は、フォルクスワーゲン(VW)「VW Golf VII Arteon」、アウディ「Audi A3」、シュコダ「Skoda Superb」、セアト「Seat Leon」を含む、ヨーロッパの自動車メーカー車種に使用される製品を入荷でき、近日中には、他ヨーロッパの自動車メーカー向け電動パーキングブレーキ用スペアパーツも提供される。

電動パーキングブレーキのサーボモーターは、位置・速度などの制御に使用される。酷使されるゆえに故障しやすく、ブレーキキャリパーの製品寿命より短い。

サーボモーターが故障した場合、コンチネンタルは、修理店に対して車両の現在価値に見合った、OE品質の代替品を提供する。ブレーキキャリパーユニット全体を交換する必要はなく、修理時間・費用を抑えられる。故障したサーボモーターのみを交換し、新たなモーターを取り付ける。

一方、キャリパーの故障時、通常ではモーター全体を交換する必要がある。故障したキャリパーは車両に負担を掛け、出力が極端なレベルまで上昇する。修理時間・費用を考慮し、コンチネンタルは、組み立て済みキャリパーモーターユニットを導入する。

(画像はプレスリリースより)


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