マーレ、3Dプリント技術で初の高性能アルミニウムピストンを開発
テスト検証で大きな期待
マーレは、ポルシェと機械製造会社・Trumpfと協業し、3Dプリント技術を使用した初の高性能アルミニウムピストンの開発に成功したと7月13日に発表している。
ポルシェのスポーツカーによる検証
この共同プロジェクトは、初めて3D印刷技術を活用して作られたピストンで、ポルシェのスポーツカー・911 GT2 RSに搭載しテストが行われた。ピストンの軽量化により最大エンジン速度が向上。700HPある同モデルのエンジン出力は30HP増加したという。
250キロメートル毎時の平均速度で約6000キロメートル、200時間という過酷な条件をクリアし、その品質を証明した。
材料からプロセス、耐性までを効率化
これまでの鍛造ピストン性能に限界を感じていたマーレは、鋳造ピストン製造の長い歴史と経験、知識を活かし、3Dプリント技術の開発にも取り組んできた。同プロジェクトは、複数の課題があったため多くの調整を要したが、技術的な側面を解決し今回のテストでその品質を実証することができた。
剛性と軽量の両方を実現し、材料の節約によるコスト効率化、3Dプリントによるプロセスの簡略化などが期待できるため、製造から使用までの費用対効果を高めることができるとしている。
新開発は電気ドライブを含む代替ドライブ分野に広く活用が期待できる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マーレのプレスリリース
https://www.mahle.com/