ハネウェル、自律型運転向けナビゲーションシステムを拡張

航空宇宙科学で作られたシステム
ハネウェルは、7月14日に自動運転向けのナビゲーションシステムのオプションを拡張したと発表。モバイルマッピングや測量などより正確なデータを提供する。

衛星通信が届かないエリアでも使える
これは、航空宇宙アプリケーション向けに作られたセンサー技術を自律型自動車や無人航空機(UAV)の向けに拡張したナビゲーションシステム。

HoneywellのHGuide i300慣性計測ユニット(IMU)、全地球航法衛星システム(GNSS)受信機、独自のセンサーフュージョンソフトウェアで構成されている。

航空機で活用されるアルゴリズムに基づいた3Dマッピング、測量ナビゲーションで、山、峡谷、橋、トンネル、森など衛星信号が利用できないエリアでも正確に情報を伝えることができる。

ほぼ全ての設計に対応
従来のものより軽量で小型、低価格ながら、耐久性にも優れほぼ全てのアーキテクチャに統合できるという。

開発中は過酷な条件で耐久テストが行われ、確実なパフォーマンスが実証されており、自動運転車、モバイルマッピング、精密農業、ロボット工学、測量などに幅広く活用できるとしている。

同社はセンサーの専門知識を活かし、今後も有人・無人を問わず陸・海・空でのナビゲーションをサポートできる高性能センサーの開発と市場開拓を継続していく予定だ。

(画像はハネウェルの公式ホームページより)


▼外部リンク

ハネウェルのプレスリリース
https://www.honeywell.com/