Rheinmetall、韓国メーカーにターボチャージャー用の空気バルブを提供

ソレイドバルブの注文獲得
7月15日、ラインメタル・オートモーティブ(旧KSPG)は、グループ傘下のPierburg(ピエルブルグ)が韓国メーカーの契約を獲得し、ターボチャージャー用のソレイドバルブを供給すると発表した。

これにより、韓国メーカーにとって、Pierburgは、全エンジン範囲において主要サプライヤーになるという。

コンポーネント生産は2021年の開始を予定され、第5世代のソレイドバルブ(電磁弁・ソレイド弁)が提供される。ドイツ・ノイス(ノルトライン=ヴェストファーレン州)、中国・崑山市(江蘇省蘇州市)にあるPierburgの工場にて生産され、韓国メーカーに直送される。

主要サプライヤーに
ソレイドバルブは、内燃機関であるエンジン、あるいはハイブリッドドライブラインをもつ自動車のターボチャージャー(排気タービン式過給機)に使用される。

Pierburgは、現在、3000万ユーロ以上の注文を受けている。受注の獲得要因は、特に、製品品質であり、既存の注文は、アジアの自動車会社の総要件において25%を占めている。また、顧客と優れた供給の関係を築き上げている。

同社は、2005年にターボベースのダイバートエアーバルブ向け技術をリリースし、現在に至るまでセグメントの世界市場リーダーの地位を確立してきた。現在、中国のみでメーカー40社がPierburg製ダイバートエアーバルブの提供を受けている。

(画像はプレスリリースより)


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Rheinmetall Automotive
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