AAM、アメリカの2つの工場が鍛造工業協会から安全施設として表彰

ケガによる休業の件数も改善し、最高レベルの安全
アメリカンアクスル&マニュファクチャリング(以下、AAM)は、同社の2つの製造施設が、鍛造工業協会(FIA)の2019労働災害および疾病調査において、最高レベルの安全施設として評価されたことを発表した。

FIAは北米の鍛造金属部品の生産メーカーで構成された団体で、安全賞の受賞者を決定するにあたり、労働安全衛生庁(OSHA)またはカナダの労働者災害補償レポートのデータを使用している。

オハイオ州にあるマルバーン製造工場は1位を獲得した。また、過去3年間の平均と比較して、休業、作業転換または制限を伴う傷病(DART)スコアが大幅に改善したことで、FIA改善賞を受賞した。DARTスコアは、仕事からの日数、仕事の制限、仕事の転送率を測定している。

マルバーン製造工場は、鍛造と仕上げ加工されたトランスミッションシャフト、ハイポイドドライブピニオン、プロペラシャフト、トランスミッションギア、ホイールスピンドルなどを生産している。精密な冷間および温間鍛造を専門としており、仕上げおよび熱処理を完全に行うことができる。

精密金属部品を製造
ミシガン州のオックスフォード製造工場は、従業員176人から325人というグループで記録された事故率が最も低いことが評価され、3位を獲得した。

オックスフォード製造工場は、パワートレイン、ドライブライン、シャーシアプリケーション向けの金属成形を専門としている。

同工場内では、MSP Industriesが、クローズドダイフラッシュレス温間鍛造、リーン製造技術、トータルプロダクティブメンテナンスなど、いくつかの高度なプロセスにおける技術パイオニアとして活躍している。

そして、同工場では、オックスフォードカスタムとして、正確な顧客仕様に合わせた精密金属部品を製造している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

American Axle&Manufacturing Press Releases
https://www.aam.com/