ベバスト、救急車両および公共輸送車両に後付け可能な空気ろ過システムを発売
浄化度99.995%の高性能フィルター
ベバストは、救急およびバス、路面電車などの公共輸送車両に後付けできる空気ろ過システム「HFT 300」および「HFT 600」を開発した。これらは、1分あたり5~10立方メートルの空気について、空気中のウィルス、バクテリア、エアロゾル、ほこりなど、0.3マイクロメートル未満の粒子をろ過することができる。
したがって、これらは、High Efficiency Particulate Air Filter(HEPA)フィルターのH14クラスの要件、および世界保健機関(WHO)、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)、欧州疾病予防管理センター(ecdc)のガイドラインに準拠しており、浄化度は99.995%となっている。
救急車では、個人保護装置と組み合わせて使用されるフィルターにより、救急医療サービス運用者や患者の感染リスクが大幅に低減することができる。
小型軽量で簡単に取り付け可能
フィルターは、様々なサイズの車両用に、60センチと120センチの2種類が用意されている。60センチのフィルターは1時間で300立方メートル、120センチのフィルターは600立方メートルの空気を浄化することができる。また、いくつかのフィルターを組み合わせることによって、より広いスペースを浄化することも可能である。大きさは直径20センチ、重量は3.1キログラムと5.5キログラムと非常に軽量で、あらゆる位置に取り付けることができます。
ベバストでは、必要に応じて適切な取り付けブラケットも提供しており、これらを使用すると、わずか30分で取り付けをすることができる。
これらの空気ろ過システムは、ベバストのディーラーネットワークを介して8月からヨーロッパで利用可能である。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Webasto Press Releases
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