コンチネンタルの大型車両向けタイヤシリーズ「Conti Eco Regional」
燃費向上とCO2排出削減
コンチネンタルは、新しいトラックタイヤ「Conti Eco Regional」シリーズについて7月15日に解説している。走行距離を改善しながらCO2排出量を抑えることに成功している。独自の成分配合とパターン
同社は、トラックメーカー向けに新しい製品シリーズを発表。「Conti Eco Regional」シリーズのHS3・HD3は、燃料削減に貢献するために開発されたものだ。ゴムパウンドは、独自のConti Diamond Technique製造プロセスを採用して作られている。ゴム原料と成分の配合はグリップ性能を向上。
トレッドパターンは接地面との最適化を考慮した溝形構造で、サイプの幅を減少し摩耗のためのWトレッド溝の技術を使っている。
新しく設計されたパターンは、リブ型のサイプを使用することで、粘着摩擦が追加されて駆動力がアップ。この安定したトレッドと、ドライブアクスルの転がり抵抗を最適化することで、燃費の向上が実現できる。
大型車両に求められる規制に対応
欧州委員会は、大型車に対し2025年までに15%、2030年までに30%のCO2排出量削減を打ち出しており、同社の開発したタイヤはその規定に対応するものだ。Conti Eco Regional HS3はサイズを5種類、HD3は3種類用意しており、多様な大型車両に提供できるとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/