AAM、ジャガー「I-PACE」にフロントおよびリアeドライブユニットを供給

高出力密度の次世代エレクトリックドライブ
7月17日、アメリカンアクスル&マニュファクチャリング(AAM)は、ジャガー初の完全なる電気自動車(EV)「I-PACE」に対して、フロントおよびリアeドライブユニットを供給していると発表した。

「I-PACE」は、ジャガー初の完全なる電気自動車(EV)SUVモデルである。AAM製フロントeドライブユニット、リアeドライブユニットは、AWDパワー計294kW、トルク700Nmをもたらす。

市場初となるイノベーション
AAM製エレクトリックドライブユニット(eドライブユニット)には、設計・分析・ギアメカニカルシステムに関する幅広い専門性が活用され、最も厳しい顧客の要件を満たす、コンパクトで静音かつ高性能なドライブユニットの設計が実現した。

プロダクト・エンジニアリング バイス・プレジデントのクレイグ・レネッカー(Craig Renneker)氏は、コンパクトなパッケージにより、最高の車両性能および静音性がもたらされ、自動車メーカーは車両デザインに容易に搭載できると説明する。

エレクトリックドライブの高出力密度は、浸炭処理後に研磨した内部の歯付きリングギアによる遊星歯車のらせん状デザインによって実現されている。また、設計・分析・ギアに関する幅広い専門性が独自のポジションを確立し、市場初となるイノベーションをもたらした。

また、「I-PACE」向けエレクトリックドライブは、「2020 PACE Award(2020 PACEアワード)」を受賞している。「PACE Award」は、米国の大手自動車専門雑誌「オートモーティブニュース(Automotive News)」が後援する。毎年、自動車業界において技術革新的な製品・製造プロセスを開発したサプライヤーに対して贈られる。

(画像はプレスリリースより)


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AAM
https://www.aam.com/