デンソー、北米の大学に150万ドルを超えるSTEM教育奨学金を贈呈
コネクテッドや自動化、電気モビリティなどを研修
デンソーは、北米のある13のカレッジや大学における科学・技術・エンジニアリング・数学(STEM)教育に対し、150万ドルを超える奨学金を贈呈することを発表した。奨学金は、現在と将来において知識とスキルを持つ労働力を育成するというデンソーの使命をサポートするものであり、同社の慈善事業部門であるデンソー・ノースアメリカ・ファンデーション(DNAF)によって実行された。
DNAFは、学生が教育を進め、スキルを持つ貿易や製造業、エンジニアリング関連従事者など、技術的なキャリアパスで、卒業後に成功することに向けた準備をすることを助ける。
そして、今回の奨学金は、コネクテッドや自動化、シェアリングサービス、電気モビリティに焦点を置いたプログラムと、これらの領域の実現に役立つ、高度な製造の役割や技術をサポートしている。輸送の変革、安全性の向上、地球環境の保護に貢献し続けるデンソーにとって、すべてが鍵となる。
デンソー北米熱管理事業のCEOであり、DNAFの取締役会長であるAndris Staltmanis氏は、デンソーが次世代の自動車エンジニアやスキルのある取引担当者を常にサポートしていると表明し、次のように語った。
「こうした将来のリーダーが最終的にデンソーの一員に加わることを望んでおり、奨学金の目的は、若い人たちが、様々なキャリアオパスを模索し、輸送がどのように進化するかを直接体験し、様々な方法で、未来のモビリティを形成することに関して直接な役割をどのように果たすかを理解することを支援することである。そして、奨学金は、輸送における新しい価値と新しいソリューションを創成するという2030年の目標を達成するためにも重要である。この目標を実現するには、明日の労働力、特にスキルのある取引担当者やエンジニアリング機能に投資し、準備することが必要である。」(プレスリリースより引用)
デンソーでのキャリア応募も可能
2001年以降、DNAFは高等教育助成金として1,000万ドルを越える金額を提供してきてきた。これは長年の財務管理の結果であり、慈善活動に特化した寄付を行っている。また、アメリカ赤十字や、その他の対応する団体に災害救援資金を提供している。今回の奨学金の申請は推薦制であり、技術的な利点、学生の経験、業界ニーズとの整合性に基づいて評価が行われる。
そして、製造現場やCAD図面担当などデンソーでの就業を希望する場合は、専用サイトから求人に応募することもできる。
(画像はDensoより)
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Denso Press Releases
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