ボッシュ、BASFと共同研究した農業用ソリューションを強化
プロジェクトハウスをブラジルに設立
ボッシュは、デジタルファーミングソリューションの「xarvio」を運営するBASFと共同研究を行っており、農作業の活動領域を拡大するためブラジルにプロジェクトハウスを設立したと7月23日に発表した。自動播種IPSシステム
両社のコラボレーションは、需要があり、ベースとなる肥料の適用と種子配置のためのインテリジェントなシステムを開発することを目標としている。開発の基盤となるのは、ボッシュが2018年に発表した「自動播種IPS –インテリジェント・プランティング・ソリューション(IPS)システム」だ。
xarvioと組み合わせることで、2019種子、固有の栄養管理、可変散布エリアマップなどが行え、農家が季節や条件などに適応した持続可能な作物の生産、および改善の自動化を支援する。
センサーと衛生システムで農作業の効率化を
IPSシステムは、制御ユニットによってセンサーによる速度やシードデータ、衛生ナビゲーションシステムからのデータに基づいて、最適な種子量の調整などが行える。農家は、広大な土地の一部を見に行かなくても、畑の特定のゾーンを指定するだけで土壌の質、地域の降水量など必要なデータが示され、また湾曲した地形などの最適な種子の分布の推奨などを受け取ることができる。
同システムの市場投入は、今後数週間内に南米で計画される予定だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ボッシュのプレスリリース
https://www.bosch-presse.de/