コンチネンタルのスーパーコンピュータ、自律運転の実現に向けた開発
コンチネンタルの技術開発、加速
コンチネンタルは7月28日に、自動車業界のスーパーコンピュータ技術を活用し、AIの開発を加速していると発表。自律型自動車の先駆的な技術となる。効率的なAI学習でコストを最適化
同社のスーパーコンピュータは、50台を超える「NVIDIA DGX」ユニットで構成されたもの。2,020年初めからフランクフルトのデータセンターで作業が行われている。これらのハイエンドコンピュータは、特にディープラーニングやAIシミュレーションなど、革新的なソフトウェア分野に使用される。
開発は、ディープラーニングに注力しており、膨大な計算能力と経験によって学習する自動車は、基本的に人間の脳の学習プログラムを模倣する。
スーパーコンピュータにより、AIのトレーニングを効率化し膨大な量のデータインプットを短期間で行うことができる。
エンジニアとプロジェクトを増加
同社は、51,000人のエンジニアを抱えており、そのうち20,000人を超えるエンジニアがソフトウェアとIT分野の専門家、900人がAIの専門家である。2022年までに、約1,900人を追加で雇用する予定だ。さらに10のプロジェクトを予定しており、その中で特にフォルクスワーゲンの電気自動車に車載アプリケーションサーバー(ICAS1)を開発している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
コンチネンタルのプレスリリース
https://www.continental.com/