AAM、電動ドライブ技術が「「Baojun E300 Plus」に採用
eドライブユニットの供給
7月30日、アメリカンアクスル&マニュファクチャリング(AAM)は、中国自動車メーカーの上汽通用五菱汽車(SAIC-GM-Wuling)の電気自動車「Baojun E300 Plus(宝駿 E300 Plus)」に電動ドライブ技術が採用されると発表した。AAM製eドライブユニットは、五菱汽車工業有限公司(Liuzhou Wuling Automobile Industry Co., Ltd.)とAAMによる合弁会社「Liuzhou AAM Automotive Driveline System Co., Ltd.」(中国広西省東柳市)が製造し、新型「宝駿 E300 Plus」に搭載される。
新型「宝駿 E300 Plus」は4シートの小型電気自動車であり、近日、中国にて発売が予定されている。なお、上汽通用五菱汽車は、ゼネラルモーターズ(GM)、上海汽車(SAIC)、五菱集団(現:広西汽車集団)3社の合弁会社として設立された。
初めて中国および小型電気自動車にて採用
今回、AAMは、初の中国およびコンパクトかつバリューブランドの小型乗用車において、3回目となる「Electric Drive program(電動ドライブプログラム)」を展開する。eドライブは出力40kWとなり、価値志向の軽自動車からハイパフォーマンスの高級クロスオーバーに至るまで、ハイブリッドおよびバッテリー式電気自動車セグメント向けの革新的な電気推進システムに適する。
AAMは、ギアメカニカルシステムの設計・分析処理に関する豊富な専門性を有し、eドライブシステムに活用することにより、最も厳しい顧客要件を満たすコンパクトで静音かつ高性能なドライブユニットの設計を可能にした。
AAM会長兼最高経営責任者のデイヴィッド・C・ダッチ(David C. Dauch)氏は、電気自動車の世界需要に着目し続け、コンパクトで静音かつ高性能なドライブ技術をもって、成長をサポートしていくとコメントする。
(画像はプレスリリースより)
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