シェフラー、BMW Mモータースポーツと組んだDTMシーズン開幕を報告

モータースポーツでの経験を自動車部品製造に活用
シェフラーは、8月1日にベルギーのスパフランコルシャンで新シーズンがスタートしたドイツツーリングカー選手権(DTM)において、BMW Mモータースポーツに提供している技術についてホームページで紹介した。

シェフラーは、レースシリーズにより極端な条件下において技術をテストし、生産の準備が整っていることを確認している。

シェフラー、自動車OEM担当のCEOであるMatthias Zink氏は、次のように語った。
「燃焼エンジンの最適化は、シェフラーにとって重要な役割を果たし続けている。BMW M モータースポーツとの強力なパートナーシップで DTMに参加することは、シェフラーに貴重な見識を提供する。」(プレスリリースより引用)

モータースポーツの現場で得られたノウハウは、コンポーネントとシステムの開発に直接活用され、最高の品質と信頼性が保証される。

燃焼エンジンも依然として大きな可能性を持っていることから、シェフラーは、eモビリティだけでなく、燃焼エンジンとギアノックスにも注力している。

同社の目標は、効率を向上させ、熱管理モジュール(TMM)、完全可変のUniAirバルブ制御システム、電気カムシャフトタイマーなどの革新的な製品を通じて、カスタマイズされたソリューションを顧客に提供することである。

2年目の今シーズン、タイトル獲得が目標
昨年のシーズンで初めてBMW Mモータースポーツの優れたパートナーシップが成功したのに続き、マルコ・ウィットマン選手とBMW M4 DTMとのチームが2シーズン目を迎える。

Matthias Zink氏は、「チームは、シーズンオフで課題を完了した。我々の目標は、2シーズン目にマルコ・ウィットマン選手と一緒にタイトルを獲得することである。」と述べた。

今シーズン、新型コロナウィルス感染拡大の影響による試合延期で、DTMのスケジュールが変更され、3か月と7日間で18のレースが開催される。チームとドライバーを守る適切な安全衛生対策が可能なレースのみ実行されることとなった。

2度のDTMチャンピオンであるマルコ・ウィットマン選手は、今シーズンについて次のようにコメントした。
「シェフラーBMW M4 DTMでのセカンドシーズンを本当に楽しみにしている。ただし、これまでに経験したこととはまったく異なるシーズンとなり、ファンに見せられる機会も減るが、私は将来について楽観的であり、タイトルに挑戦する準備ができている。」(プレスリリースより引用)

(画像はプレスリリースより)


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