マーレ、新しい電動自転車のドライブシステム「X35+システム」を発表

小型軽量化で目立たずにフレームに統合
マーレは、新しい電動自転車のドライブシステム「X35+システム」を発表した。

ホイールハブモーター、バッテリー、およびコントロールユニットで構成されるこのシステムは、非常にコンパクトなデザインのおかげで、従来の自転車のフレームに目立たずに統合できる。マーレは、最大出力を拡大するというトレンドに従うのではなく、理想的なユーザー志向のパフォーマンスを提供する。

システムは合理化により大幅に軽量化され、バッテリーを含めた総重量はわずか3.5キロである。ハードウェアは、モバイルおよびウェブベースのアプリを備えた統合コネクティビティソリューションによって補完されている。

これにより、マーレの電動自転車ソリューションは、スポーツやレジャーの用途だけでなく、日常のモビリティにも完全に適応する。

マーレ、電動自転車事業部門の責任者であるJochen Sommer氏は、次のように説明した。
「我が社は、このドライブシステムで、自転車にアイデンティティを付与している。フレームに統合されたバッテリーとホイールハブモーターによって、目に見えるような帯電の兆候はほとんどない。電動自転車は、スポーティでスリム、そしてエレガントに見えるようになった。」(プレスリリースより引用)


進化した電動アシストやコネクティビティ機能
「X35+システム」は、ボタンを押すだけで250ワットの電力がシームレスに供給されることにより、ユーザーをサポートする。スイッチを切った場合、ユニットは抵抗がなくなり、筋力を使った自然なサイクリング体験ができる。

電気ドライブは、毎時245ワットの容量を持つアキュムレーターバッテリーによって駆動され、オプションで、毎時208ワットの容量を持つ追加のレンジエクステンダーバッテリーも利用できる。

また、マーレは、コネクティビティのために主要なコンポーネントと相互作用する独自のアプリを開発した。

これにより、ユーザーは、走行した距離や速度、走行中に必要な電動アシスト、サイクリング中の脈拍、航続距離とメンテナンス要件など、様々な情報を分析できる。また、盗難防止などの追加機能も組み込まれている。

さらに、外出中や道路上にいるときは、Bluetoothインターフェースが、スマートフォンへの接続、および、電動自転車のリアルタイムデータ、現在位置情報、GPS、位置情報アイスとレベルの変更、旅行の記録など重要な機能を処理する。

(画像はプレスリリースより)


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