ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車、「ストニック」アップグレードをヨーロッパ市場に導入
ヨーロッパにおける市場ポジションの強化
8月5日、ヒュンダイ自動車傘下の起亜自動車は、新型コンパクトクロスオーバー「Kia Stonic(ストニック)」アップグレードを導入すると発表した。アップグレードモデルは、2020年第3四半期にヨーロッパ向けの販売を開始予定となっている。マイルドハイブリッド、コネクティビティ、最先端の運転支援システムが特徴であり、欧州B-SUV(ヨーロッパのBセグメントクラスSUV)における市場ポジションは強化される。
なお、同社は、2017年第3四半期に「ストニック」をヨーロッパ市場に導入した。「ストニック」は起亜自動車ブランドのうち年間売上4番目の車種であり、ヨーロッパ市場における販売台数は15万台以上を記録している。
安全性・運転支援の向上
「ストニック」アップグレードモデルは、ガソリンエンジン、ハイブリッドエンジンの選択が可能となり、ガソリンエンジンの場合、高効率・高性能の次世代パワートレイン「Smartstream(スマートストリーム)」が搭載される。「Smartstream」により、エンジン効率は向上する。一方、ハイブリッドエンジンの場合では、新型48Vガソリンマイルドハイブリッド(MHEV)パワートレイン「EcoDynamics+」となる。「EcoDynamics+」には、クラッチバイワイヤのインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)、あるいは7速デュアルクラッチトランスミッション(7速DCT)を搭載できる。
インテリア(内装)およびエクステリア(外装)デザインに大きな変更点はないが、ボディ、ルーフの色・配色、ホイールなどの選択肢が増え、カスタマイズ範囲は更に広がった。また、8インチの大型タッチパネル式インフォテイメント・ナビゲーションシステムにはUVO Connectテレマティクス技術「フェーズ2」が採用される。
車線追従アシスト(LFA)、スマートクルーズコントロール(SCC)、車両衝突回避システム(FCA)、後側方車両衝突回避アシスト(BSCAA)、インテリジェント速度制限警告(ISLW)を含む最先端の先進運転支援システム(ADAS)および安全機能が標準装備され、安全性・運転支援は向上する。
(画像はプレスリリースより)
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